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京都政経調査会

2008.01.30.

石川県:12業務・同一業者が7年!

指名競争入札・96〜100%で落札!


 石川県の研究機関の「県保健環境センター」、「県農業総合研究センター」、「県工業試験場」で清掃や警備など12業務が少なくとも7年間、同一業者に委託されていることが分かった。契約は主に指名競争入札で行われ、落札率は96%台後半〜100%と高率で、07年3月の県の包括外部監査でも入札手続きの改善を求められている。

 3団体が保管する02〜07年度の開札調書や入札結果報告などと、包括外部監査(01年度分)によると、清掃、警備など8種類12業務で、7年間にわたって同一業者と契約していた。公文書の保存期間は5年間で、00年度以前については3団体とも「公文書は廃棄処分しており、正確なことは分からない」としている。

 契約方法は主に指名競争入札で行われ、入札が不調で随意契約になったケースも2件あった。

 入札結果は、4業務が98〜100%と高落札率が続いており、県保健環境センターの守衛業務管理は02年度、入札に6業者が参加し、再入札で5社の入札額が同じで、落札業者は予定価格と同額で落札、落札率は100%だった。

 また、この業務の05年度では、6業者が入札に参加し、再入札で3社が辞退、2社が同一価格を入札した。落札率は99・90%だった。

 7年連続で同一業務の委託先になっている清掃業者は、「公正な入札を行った結果で、やましいことはない」と説明し、県農業総合研究センターは「偶然、同じ業者の入札額が低かっただけで、不自然なことはない。入札参加業者を増やすなど改善策は講じている」とする。

 入札に参加した業者の担当者は「同じ業者が何年も契約を結んでいる業務には、手を出しづらい面はある」と話す。同一業者による長期契約は富山や宮崎、埼玉などでも明らかになっており、問題視する声は多い。



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