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京都政経調査会
2006.12.10.
熊本・菊池高校改築工事:鴻池池JVが辞退!
名古屋支店の談合事件の煽りで!
ケチつき、3度目入札に!
談合疑惑で再入札の末、落札業者が決まった「県立菊池高校教室・管理棟改築工事」で、県と契約した鴻池組(大阪府)と佐藤工務店(阿蘇市)のJVが12月7日付で契約辞退を申し出た。
名古屋市発注の下水道工事をめぐる競争入札妨害容疑で鴻池組の名古屋支店副支店長らが逮捕されたため。
この工事は8月の電子競争入札で「事前にJVの組み合わせが調整された」などの情報が県に寄せられ、開札が中止になった。11月13日に県外業者と県内業者の組み合わせで再入札、鴻池組・佐藤工務店JVが最低入札額の入札をしたが、今度は安すぎるとして決定が保留され、その後、ようやく契約していた。
県土木部管理課は「対応は検討中だが、2番目に安かったJVと契約するというのは難しいと思う」と話し、3度目の入札となる可能性が高い。
そもそも、
熊本県発注の県立菊池高校の改築工事で、入札参加申請した複数の業者が事前に建設工事共同企業体(JV)の組み合わせを調整した疑いがあるとして、県は06年8月28日、いったん入札を取りやめることを決めた。県は独占禁止法に違反する疑いもあるとして公正取引委員会に通知した。
延期になった工事は老朽化に伴う教室・管理棟改築(予定価格7億7112万円)と体育施設改築(予定価格6億5268万円)。県内の「A1」ランク建築業者2社によるJVを条件とした一般競争入札による電子入札で8月11日に開札する予定だったが、8月7日、県に文書で「事前に会議で情報交換が行われ、落札業者も決まっている」との談合情報が寄せられ、開札を延期していた。
関係者によると、業者の会議は入札参加申請締め切り日の7月11日午前、熊本市の熊本テルサであり約20人が参加した。ある建設業者は「進行役を務める業者が特定の社名を挙げ『この社とJVを組まないように』と圧力を受けた」と証言する。
県は3回にわたって入札参加の27社から事情聴取し、複数の業者から同様の証言を得た。ただ、落札業者を決める談合の有無については確認できなかった。
県は28日に土木部次長らによる「公正入札調査委員会」を開催。「不誠実な行為が行われた疑いを否定できない」として入札取りやめを決めた。県は入札の透明化を図るため、06年7月に一般競争入札の対象工事を、予定価格5億円以上から1億円以上に引き下げたばかりだった。
談合疑惑で入札が取りやめとなった熊本県立菊池高校改築工事について、県は入札に参加するJVの組み合わせを県内企業だけでなく、県外企業も含める形に改めて再入札すると公告した。前回応札したJVも組み替えられるため「談合防止につながる」という。
前回は県内の格付け最高ランクの建築業者2社ずつでJVを組むことを条件に、一般競争入札を実施した。今回はJVの代表の条件を九州内に営業所を持ち、売り上げなどを点数化する経営事項審査の評定が1200点以上の業者とした。県内で1200点以上の建築業者はなく、JVは県外業者と県内業者の組み合わせとなる。開札は11月13日。鴻池組・佐藤工務店JVが落札した。
県監理課は「地場企業育成という観点から県発注工事は県内業者を優先しているが、今回は談合疑惑を受けた特例措置」としている。
ようやく落札した工事が、落札業者「鴻池組」の名古屋の下水道談合が原因で、3回目のやり直し入札になるということは発注当局の「談合防止の気概」がないことに原因する。最終的には、地元業者だけで入札ということになりそうだが、談合を見破れるかな。
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